岩国市のつぼい歯科クリニック 院長の坪井文です。

今回はお子さんの虫歯菌はどこから来るのか?についてお話していきたいと思います。

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虫歯は感染症

虫歯も歯周病も、ばい菌が引き起こす「感染症」です。
生まれたての赤ちゃんのお口には歯が生えていませんし、歯や歯周ポケットに棲む虫歯菌も歯周病菌も、もちろんまだいません。
では、そういったばい菌はどこから来るのでしょうか?

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虫歯菌の代表格である「ミュータンス連鎖球菌」のDNAを解析して、子供の持つ菌が誰からもらった菌なのかを調べた研究では、お母さん由来が5割強、お父さん由来が3割程度、その他が2割であったそうです。

つまり、8割はお母さんお父さんからもらってしまうんですね。

できればお子さんに虫歯菌はもらって欲しくはないものです。

 

では、どうやったらお子さんが虫歯菌をもらう可能性を下げることができるでしょうか?

ちょっとクイズを考えてみましょう!

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  1. 保護者の方による、お子さんへのチュー禁止。
  2. 味見スプーンに至るまで、徹底的に消毒する。食器共用は止める。
  3. 保護者の方が噛んで柔らかくした食べ物をお子さんに食べさせるのは止める
  4. 保護者の方も虫歯や歯周病をちゃんと治し、家族全員の口の中を綺麗な状態にしておく。

 

正解は3と4です。

特に3は、保護者の方の虫歯菌が直接お子さんのお口に入ってしまいますので、歯科医としてはおススメできません。

1と2も、「こどもが虫歯菌をもらわないようにするには有効じゃないの?」と思った方もいらっしゃるでしょう。

確かに、お子さんの感染防御という視点だけでは良いのですが、情操教育の観点では、保護者の方によるお子さんへのスキンシップが減ってしまうという欠点があります。

虫歯予防も大事ですが、お子さんにとって保護者の方とのスキンシップはかけがえのないもの。

しかも、そこまで徹底してお父さん・お母さんからの感染を防いでも、2割はどこからともなく貰ってきてしまう可能性が残るわけです。
スキンシップを減らさずに、お子さんに虫歯菌をうつす可能性を減らすには・・・

 

そう!4の家族全員で虫歯治療・虫歯予防がとても大切なんです。

主な感染源となる、保護者の方のお口の虫歯菌を減らしてしまおうというわけです。
前回、妊婦さんが虫歯や歯周病を予防した方が良いというお話をしましたが、お母さんだけでなくお父さんも虫歯や歯周病の無い綺麗なお口でいることが、お子さんのために大切なんですね。

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まとめ

  • お子さんのお口の虫歯菌は8割はお父さん・お母さん由来。
  • ご家族全員で虫歯や歯周病を予防・治療しておくことで、お子さんへの感染リスクが減る

いかがでしたか?
次回は「歯石って何?どうしてほっといてはいけないの?」をテーマにお送りします。

 

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