乳歯がある時期のプチな矯正「マウスピース矯正」

こんにちは!岩国のつぼい歯科クリニック 院長の坪井文です。

新学期間近の季節ということで、当院でも歯列矯正を希望される方が多いです。

以前、矯正の種類についてご説明しましたが、
参照 歯列矯正はどんなものがあるの?
お子様の治療は「Ⅰ期矯正」でまとめてしまっていました。

本日は、お子様の矯正治療(Ⅰ期矯正)のうち、いちばんお手軽な既成のマウスピースを用いた治療についてご説明したいと思います。

お手軽と言っても、適応症例であれば非常に効果的に歯並びを治すことができます。

マウスピース矯正をする前の受け口の写真

この写真はご本人の同意を得て使用しています

こちらは4歳の受け口のお子さまの写真です。
噛んだ状態で、上の歯の前に下の歯が出ています。

受け口ではありましたが、骨格的な問題がまだ無い状態です。

 

受け口を治すため、半年間、ムーシールドという受け口のお子様用のマウスピースを用いて頂きました。

ムーシールドという子供用のマウスピースの写真

 

写真はムーシールドというマウスピースです。

 

 

 

 

 

マウスピース矯正後の受け口が治った写真

こちらは半年後の写真です。
綺麗に受け口が治りました。
※全てのお子様の受け口がこの装置1つで治るというわけではありません※

 

お子様のマウスピース矯正の種類

目的や年齢などによって、様々な種類から装置を選択します。

選択のポイントは以下の通りになります。

  • 受け口を治す装置、顎を広げる装置、噛み合わせを浅くする装置など目的の違い
  • ソフトシリコン製のマウスピースから、芯有りシリコンタイプ、ハードタイプなど、材質の違い
  • 既成のもの、型取りしてオーダーメイドで作る物
  • そのまま使用するだけのもの、ネジが埋め込まれているもの

お子様のマウスピース矯正の特徴

長所

  • 取り外しできるので、食事制限が無い
  • 外した状態で食事ができる
  • 外して歯磨きできるので衛生的
  • 人と会う時は装置を外せるので見た目が綺麗なままでいられる

短所

  • 正しい使用法で装着しないと効果が無い
  • サボることができてしまう⇒サボると治らない
  • 本人の根気が必要

ちゃんと使用しさえすれば効果が出る!という症例でも、ご本人の協力が得られずに結局固定式に変更…というケースも無いわけではありません。

お子様ご本人は歯並びを気にしているわけじゃありませんから、大人の矯正のようにはいきません。
固定式はその点、お子様本人の意思では装置を外すことができませんので、本人の努力や協力に頼らずにすむ利点があります。

小児矯正は、当院の小児歯科専門医も得意としている治療ですので、ご興味をお持ちの方はお気軽におたずねください。

まとめ

小児矯正の1種であるマウスピース矯正は、適応症例の方に正しく使用していただくと非常に効果的に歯並びを治すことができる。

適応症例かどうかを知りたい方は、お気軽にご相談ください。