岩国のつぼい歯科クリニック 歯科医師の松浦和則です。
今回は歯磨き粉についてお話していきます。

歯磨き粉のメリット・デメリット

みなさん、歯磨き粉はどんな目的で使いますか?

使うと口の中がスッキリするため
汚れをよく落とすため
口臭予防
歯を白くするため

などなど・・・

歯磨き粉を使う場合と使わない場合、どっちが汚れがよく落ちるの?

歯磨き粉を使用して磨いた場合と、そうでない場合を比べると、使わないよりも使ったほうが汚れはよく落とせるといった実験結果が出ているようです。

さらには、汚れを落とす効果に加えて、汚れが付きにくくなる効果もあるようです。

同じ歯磨きをするにしても、歯磨き粉を使っているほうが歯垢(プラーク)の付着量に差異が認められるようです。

歯磨き粉自体にも香りがついていますが、歯垢(プラーク)が少ない状態をキープすることでも口臭防止効果があります。

歯の着色対策の歯磨き粉は有効。しかし研磨剤が含まれているタイプのものは注意も必要

歯の着色に関しても、それに特化した商品もあり、たばこやコーヒー、紅茶などををよく摂取するような場合には助かりますね。

着色を取り除こうと思うと、研磨剤配合のものということになるかもしれません。

研磨剤に関して言うと、歯面を傷つけるということに変わりはないので、ブラッシング圧などは注意が必要です。また、歯がしみるという方は、症状が悪化することがあります。

フッ素配合の歯磨き粉

ほとんどの歯磨き粉にはフッ素が配合されています。
歯質強化の作用も期待されます。

フッ素の効果については、歯磨き粉の一番の効果と言ってもいいかもしれませんね。最近はフッ素の濃度が高い商品も見られるようになりました。

使用できる年齢に制限はあるのですが、高濃度による効果は期待できると思います。

歯科医院で塗るフッ素と歯磨き粉のフッ素は併用しても大丈夫?

歯科医院で塗るフッ素は市販では売られていない高い濃度です。

3ヶ月に一回くらいの頻度で歯に塗っておくと、低濃度のフッ素がずっと口の中にあり、歯が少し強くなります。

自宅で使うフッ素入りの歯磨き粉は、歯科医院で塗ったフッ素によって、口の中にあるフッ素濃度よりも高い濃度です。

しかし、歯磨きで歯に触れる時間は非常に短いので全く問題ありません。

歯科医院のフッ素と家でのフッ素のダブル効果を狙っていくのもおすすめです。

歯磨き粉のデメリットとは?

ここまで歯磨き粉の良い点をお話してきました。
デメリットはなんでしょうか?

歯科医院でよく言われているのは、
「磨けてないのに磨いた気持ちになってしまう」という点です。

歯磨き粉は、あわあわになって、泡をうがいしたらサッパリしたり、強い香りで口臭がわからなくなってスッキリしたりしますよね。

これが曲者で、ちゃんと歯ブラシを当てて歯垢(プラーク)が落とせていないけど、磨けた気分になってしまうんですね。

磨けてないけど磨いた気分になってしまうのを防ぐためにも、特に夕食後は丁寧に時間をかけて磨くことを意識してもらえらればと思います。

その他機能に特化した色々な歯磨き粉もある

いろいろと近年では機能特化したものも多くでていますね。

歯周病、ホワイトニングなどなど。
さらには、ホワイトニングに関しても、歯に優しくホワイトニングなどの商品もありますね。知覚過敏に対する歯磨き粉も機能特化と言えますね。

発砲作用が少ないようなものもあり、他にも、虫歯予防をしながら歯を白くしたい、歯周病や口臭が気になるなどに対応した商品もありますので、気軽に質問していただけたらなと思います。

まとめ

  • 歯磨き粉には汚れを落としたり、汚れがつきにくくなる成分も入っています。
  • 着色対策の歯磨き粉は研磨剤が入っているので注意も必要です。
  • 歯科医院のフッ素と歯磨き粉のフッ素でダブル効果を狙うのがオススメです。
  • 歯磨き粉のさっぱり感と香りで磨けた気分になってしまうので、夕食後は特に丁寧に時間をかけて歯磨きをしてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。