インプラント治療を「安心」して受けられる歯科医院とは

「インプラントをしたいけど、どこの歯科医院がいいのだろう？」
実際に調べてみても、よくわからないという方は多いと思います。

最近はインプラントも広く普及し、治療を手がける歯科医院も増えています。広告などを見て「最新の」と書いてあっても「安心」とは限りません。

ではどのようにして信頼できる歯科医院を見つければいいのでしょうか。
歯科医師目線でその基準をお伝えします。

まず、
・信頼できるインプラントメーカーを使っているか
・感染予防に力を入れているか
・CTなどの設備が揃っているか

この3点はインプラント治療を行う上での最低条件です。それ以外に私が最も欠かせない要素と考えていることがあります。

それは患者さんを「想う気持ち」です。
気持ちで治療結果は左右されないと思いますか？
決してそんなことはありません。

インプラント治療は技術と設備、実績がある歯科医師ならおそらく平均点は出せると思います。あとはどれだけ患者さんのことを想い、丁寧な治療ができるかで結果が大きく変わります。

私たちはそれだけの想いをもって取り組んでおりますので、治療をするしないに関わらず、気兼ねなくご相談ください。

当院の「インプラント治療」の特徴

インプラント治療の態勢について紹介いたします。

01インプラント治療を担当するドクターの紹介

理事長　坪井　文

• 平成17年 広島大学歯学部 卒業
• 平成22年 広島大学大学院 医歯薬総合研究科 博士課程修了 博士（歯学）取得
• 平成22年 広島大学歯学部小児歯科学講座 助教就任
• 平成28年 つぼい歯科クリニック 院長

02緻密で的確な治療計画を立案する「コンピューターインプラント」

コンピューターインプラントとは、CTやシミュレーションソフトを活用し、人為的ミスを可能な限りなくすための手法です。

歯科用「CT」

CTは立体的（三次元）に顎の骨の状態や神経の位置を把握できる、特殊な撮影装置です。
従来のレントゲン（二次元）では見えなかった部分や判別できなった部分も把握できるため、より高い精度で安全性と確実性のある治療が可能となります。

シミュレーションソフト

CTデータをシミュレーションソフトに取り込むことで、より精密な診断が可能になります。
インプラントの埋入位置や角度などを立体的な画像で何度でもシミュレーションでき、歯や骨の形状だけでなく神経や血管の位置も再現することが可能です。事前の徹底的な検証で治療のクオリティが格段にあがります。

インプラントガイド

インプラントガイドとは患者さんの分析データを元に作られる、オーダーメイドのマウスピースのようなものです。
インプラントを埋め込む部分に穴が開いているので、これに沿ってインプラントを埋入するだけで、短時間で安全に手術を終えることが可能です。

また、これを利用することで骨の少ない難しい症例にも対応できるケースも増え、患者さんの身体的負担も軽減されます。

03治療時の万全な「滅菌管理」

インプラント治療は他の治療とは異なり外科処置が伴いますので、消毒・滅菌が万全でなければなりません。細菌に感染するとインプラントが体から「異物」とみなされて骨と結合しません。
当院ではしっかりした滅菌管理体制を整えて治療を行っています。

クラスBオートクレーブ

厳格なヨーロッパ規格EN13060のクラスB滅菌システムで滅菌します。全ての器具を滅菌専用の袋に個包装し、患者さんに使用する直前に開封しています。

当院が採用する「インプラントメーカー」

当院は世界中の歯科医師から信頼される世界標準のインプラントメーカーを採用しています。

「信頼」のおけるメーカーを採用

インプラントを製造するメーカーは50社から100社あると言われています。海外のメーカーも含めると150社から200社あり、中には粗悪品も含まれます。
当院では、数多くのメーカーの中から、国内外の歯科医師から高い評価を得ているインプラントメーカーを採用しています。

ZIMMER

世界的な評価も高いアメリカのインプラントメーカーです。
HA（ハイドロキシアパタイト）コーティングという特殊な加工がされており、それが骨とインプラントの結合を強力にします。

ストローマン

世界シェアNo.1のインプラントメーカーです。インプラント周囲炎になりにくい優れた形状をしています。

「インプラントはできません」と言われて諦めていませんか

顎の骨の状態によっていは「インプラント手術はできません」と断られてしまうことがあります。そのようなケースでも、当院で手術が可能なことがあります。ぜひ一度ご相談ください。

「顎の骨」の高さが足りない、薄い方

「骨の高さが足りない」「骨の幅が薄い」という理由でインプラントを断られることがあります。
これはインプラントを埋めるためには顎の骨に一定の厚みや高さが必要だからです。

しかし「骨造成」という骨を増やす技術が発達したことで、この理由で断られた患者さんでも手術が可能です。

骨造成は骨を増やす手術の総称で骨移植を含め様々な方法があります。
簡単にできる治療ではなく、インプラントを手掛けている歯科医院でも対応できるところは、それほど多くありません。
当院では骨造成を伴うインプラントオペを多く手掛けています。
一度ご相談ください。

治療後の「インプラント周囲炎」にご注意を

インプラント治療後に注意すべきなのは「インプラント周囲炎」です。
歯磨きを怠ればインプラントでも歯周病になります。
放置すればインプラントを支える骨が溶けて、最後は抜け落ちてしまいます。

インプラント周囲炎を予防するには歯のケアをしっかりと行い、クリニックでの定期的なクリーニングを受けることです。

しかし、インプラントをされた方の中には、お口のケアをする習慣がないことで歯周病になり歯を失ってしまった方が多くいます。そのためインプラントを入れた後も十分な手入れができず、早期にインプラントが脱落してしまうケースがあります。

当院では「治療前」「治療後」にインプラント周囲炎の恐ろしさを徹底してお伝えしています。もちろんご自宅で行う正しいケアの方法も丁寧にご指導します。

インプラントはメンテナンスをしっかり行えば一生持つと言われます。
ぜひインプラント周囲炎を防いで長持ちさせてほしいと思います。

院長からのメッセージ

「インプラントは怖いものなんじゃないの？」

インプラントという名称はすでによく知られていますが、「怖い」などのイメージがあります。

お気持ちは分かりますが、歯科医師としての技術と知識、設備があれば問題なく対応できる治療法です。

歯を失った患者さんにとってインプラントは、自分の歯のようにしっかり噛めるようになる素晴らしい治療法です。
一方で入れ歯やブリッジでも問題なく生活されている方も多くいらっしゃいます。
インプラントは差し迫った治療ではありませんので、無理にお勧めすることはありません。

しっかりと説明を受けてご自分にあった治療法を検討してください。
患者さんの意志を尊重して最善の治療方針を決めていきます。