まやさんが卒業しました
2020年12月25日
こんにちは。岩国のつぼい歯科クリニック スタッフのう~ちゃんです。
本日、まやさんが新しいチャレンジをするために、つぼい歯科を卒業しました。
いつも笑顔で、とってもやさしいまやさんは、スタッフからも患者さまからも大人気の歯科衛生士でした。そして勉強熱心で頼れる先輩で、私もとてもお世話になりました。
さみしいですが、まやさんの次のチャレンジも、とてもハッピーなものであるよう、お祈りしています。
いままでありがとうございました!
2020年12月25日
こんにちは。岩国のつぼい歯科クリニック スタッフのう~ちゃんです。
本日、まやさんが新しいチャレンジをするために、つぼい歯科を卒業しました。
いつも笑顔で、とってもやさしいまやさんは、スタッフからも患者さまからも大人気の歯科衛生士でした。そして勉強熱心で頼れる先輩で、私もとてもお世話になりました。
さみしいですが、まやさんの次のチャレンジも、とてもハッピーなものであるよう、お祈りしています。
いままでありがとうございました!
2020年12月11日
こんにちは!つぼい歯科クリニック 歯科医師の松浦です。
新型コロナの影響で、マスクがエチケットとして定着しましたね。
マスクは感染防御にとても重要ですが、一方でマスクをしている間は鼻ではなく口で息をする人が多くなると言われています。
特にお子さんが口呼吸の癖をつけてしまうと、悪い歯並びの原因になることも多いので、注意をお願いします。
そしてもう一つ、口呼吸を悪癖として身に着けてしまうと、良く起きるのが「唾液が乾燥しやすくなる」こと。唾液には様々は効果があるため、口呼吸により乾燥してしまうと困ったことになってしまいます。
今回は、「唾液の働き」についてお話していこうと思います。
唾液には漿液性、粘液性といった種類があります。
サラサラした唾液で、アミラーゼなどの消化酵素を多く含みます。食事を助ける働きがあり、飲み込みやすくしたりします。
副交感神経が優位な状態、つまりリラックス時に分泌されやすくなります。
ネバネバとしただ液で、細菌に対抗する成分を含みます。
他にも、お口の中の粘膜を保護する成分を含み、保湿に重要な役割を果たします。
交感神経が優位な状態、つまり興奮時、緊張時に分泌されやすくなします。
前述の通り、興奮すると粘液性の唾液が増え、漿液性の唾液は増えません。
緊張したときにお口の中はカラカラのネバネバといった状態になった経験はありませんか?
リラックスしている時や、食事中なんかは、逆にサラサラの唾液が多く分泌され消化を助けたりします。
お口の中には唾液が作られる部位が複数あります。
主だった部位が3つあり、耳下腺、顎下腺、舌下腺と呼ばれています。
耳の前あたりにあり、サラサラの唾液が分泌されます。
下顎の下側にあり、サラサラ・ネバネバの両方の唾液が分泌されます。
舌の下にあり、ネバネバの唾液が分泌されます。
他には、小唾液腺と呼ばれる米粒ほどのサイズの小さな唾液腺が、お口の中に多数存在しています。
緊張してお口がカラカラ、あるいは口腔乾燥症で口が渇いて…という時は、耳下腺・顎下腺・舌下腺という3つの大きな唾液腺をマッサージすると、口の中に唾液がジワ~っと口の中に出てきます。
参考リンク:ドライマウス対策
ドライマウス(口腔乾燥症)の原因と自分での治し方
唾液には、さまざまな効果・作用があります。
参考リンク:唾液の機能
https://tsuboidental.com/2019/04/20/incho-61/#i-3
その中でも、最も重要な機能の一つに、「虫歯の予防効果」があります。
むし歯は虫歯菌の作用で、歯が溶けることで起こるんですけど、それを防ぐ作用や修復作用が唾液に備わっています。
酸の作用で歯の表面から溶けていきます。酸性に傾いたお口の中の状態を中性に戻す作用があります。これを緩衝作用(かんしょうさよう)と言います。
表面が溶けてしまった歯は進行するとむし歯になっていきますが、唾液の中に含まれるカルシウムやリンなどによって修復されます。
これが再石灰化と呼ばれる作用です。
唾液が少なくなってくると、今までむし歯になったことがあまりない人でもむし歯になってしまう可能性が増してしまいます。
唾液の少なくなってしまう原因としては、以下のものがあります。
もし、お口の乾燥を気になる方は、上のリンクのページの動画を参考に唾液腺マッサージをしてみてくださいね。
いかがでしたか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
2020年12月3日
こんにちは!岩国のつぼい歯科クリニック 小児歯科専門医の吉村です。
再び新型コロナの波が大きくなってきてしまいましたね。
資料を見ると、コロナについてもインフルエンザ同様、1日3回~4回歯磨きすると、感染予防になるようです。新しい生活様式の一つに歯磨きも入れていきましょう。
お子さんの定期健診の時に、滑舌などのしゃべる機能について質問を受けることがあります。今回は滑舌をテーマにお話していきます。
人間は赤ちゃんの時はみんな上手にしゃべれませんが、大きくなっていくにしたがって、上手にしゃべれるようになっていきます。
当然、その程度には個人差があります。中には滑舌トレーニングによって、発達を手助けしてあげた方がいい場合もあります。
上手にしゃべるということは、以下の定義ができます。
歯科で判断できるのは、特に発音についてです。
歯科では特に『さしすせそ、たちつてと』が気になります。
この2行の音については、舌がお口の中の正しいスタート場所(スポット、と言います)にあり、上手に舌を動かさないときれいに聞こえません。
口で呼吸する癖があったりすると、舌の筋肉が鍛えられず、この「スポット」に舌を当てることが難しくなってしまうことがあります。
すると、滑舌が悪くなってしまうのです。
こうした場合は、トレーニングによって舌の動きを改善してあげる必要があります。
舌の正しい動きはまずスタートポイント(スポット)に舌があることから始まります。
そもそも歯は、舌と唇に押されて、バランスが取れる位置に並びます。
舌の位置が正しい位置にないと歯は前に溢れだします。
骨格の影響もかなりありますが、前に歯が溢れだすと出っ歯さんや開咬(口を閉じても前歯が上下で当たらない咬み合わせ)になり、
舌がやや下よりに押し出すと受け口さんになります。
牛タンなどを食べたことがある人なら良くわかると思いますが、舌は細かな、柔らかめの筋肉の集合体です。
舌のトレーニングとは、舌の筋トレです。
筋トレには筋力をつける(強い力を出せるようにする)ことと、機能を向上させる(動きを良くする)両面がありますが、舌、口周囲ではトレーニングすると機能がまず向上します。
また、機能が一定以上のレベルに達すると、舌や口の周りの筋力のバランスが取れて舌、口の周囲が「キュ!」とコンパクトにまとまります。
一方、筋力が足りない場合は、他の体のパーツでもそうですが、弱い一部分が大きく変形していきます。これが歯列不正の主たる原因です。
口輪筋(こうりんきん)という、口を閉じる筋肉の力が弱ければ、歯は前に飛び出て出っ歯さんとなってしまいます。
また、噛む筋肉が弱ければ、開咬(かいこう)といって、口を閉じても前歯が咬まない(奥歯しか咬めない状態)になってしまうのです。
参考リンク 歯並びが悪いのは遺伝ですか?その2 出っ歯編②お口ポカンについて
歯並びが悪いのは遺伝ですか?その2 出っ歯編②お口ポカンについて
簡単にできるトレーニングは3つです。
人間は縄文時代には、1回の食事で4000回噛んでいました。
しかし現代では、1回の食事あたり噛む回数は600回程度と劇的に減少しています。
噛む回数の減少が、このような筋肉や機能の減退をひきおこし、様々なトラブルを起こしているのは間違いないです。
よく噛むこと、筋肉をトレーニングすることを意識していきましょう。
いかがでしたか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。ご興味がある方は下記からお問い合わせください。
料金体系は、料金表をご参照ください。