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7月8月合同誕生日会

2024年8月30日

久しぶりのスタッフブログ更新です。

スタッフブログの内容は、インスタグラムの方でよく更新していますので、

ぜひそちらもご覧いただけるとうれしいです!

 

こんにちは!つぼい歯科クリニック スタッフのれなです。

7月と8月のお誕生日会を合同で行いました!

今回お祝いしたのは、院長、チーフ、藤東先生、ちひろちゃん、みゆさんです。

みなさん、お誕生日おめでとうございます♪

 

台風が接近していたにもかかわらず、バッケンモーツアルトさんが開店してくださったおかげで、

美味しいケーキをいただくことができました。

大変な状況の中、本当に感謝です。

 

ケーキはどれも絶品で、みんなで「これがいい!」と選びながら、楽しい時間を過ごしました。

ケーキの甘さが、みんなの笑顔をさらに引き立ててくれました!

★写真はじゃんけん大会です★

みんなでお祝いする時間は、やっぱり特別です。

今日もクリニック一同、患者さまに喜んでいただけるよう頑張ります♪

 

 

MFT特集 その6 矯正手法とMFTについて

2024年8月15日

矯正手法とMFTについて

こんにちは!岩国のつぼい歯科クリニックおとなこども矯正歯科、小児歯科専門医の吉村です。
今回はMFT関連の第6回で、MFTと矯正方法の選択についてのお話です。

 

実は、歯並びやかみ合わせには、筋肉の働きが深く関係しているんです。
今回の記事では、その秘密を解き明かしつつ、どうして矯正治療とMFT(口腔筋機能訓練、マイオファンクショナルセラピー)が大切なのかをお話しします。
お子さんの歯並びが気になる保護者の方は、ぜひお読みください。

 

MTF特集1~5はこちら

MFT特集その1 筋肉量を増やして小児口腔機能発達不全症を治そう

MFT特集その2 「正しい姿勢・咀嚼と嚥下・呼吸」を得るために大事なこと

MFT特集その3 お口の機能発達は10歳までが勝負!

MFT特集その4 お口ポカンの影響と直し方について

MTF特集その5 口呼吸とアレルギー、アデノイド

第一章 なぜ筋肉が歯並びに影響するのか?

筋肉は、歯並びやかみ合わせに大きな影響を与えます。

特に、舌や唇の筋肉が正しく機能しないと、不正咬合が進行することがあります。

この問題を放置すると、後々の治療が難しくなる可能性があります。

  • 舌小帯・上唇小帯の影響:筋肉がその付着点や起始点で異常に働くと、歯が引っ張られ、不正咬合が増悪することがあります。
    例えば、舌小帯や上唇小帯という筋の付着点に問題がある場合、筋肉が正常に機能せず、歯並びが乱れる原因になります。
    舌小帯
    参照リンク 舌小帯・上唇小帯 | 歯科用語 (shika-yogojiten.jp)
    上唇小帯参照リンク 舌小帯・上唇小帯 | 歯科用語 (shika-yogojiten.jp)
    このようなケースでは、小帯切除術と呼ばれる簡単な外科処置で改善が見込まれます。
    最近では、この処置を選ぶ患者さんが増えています。
  • 口や鼻のサイズ:口が小さいと、鼻腔や気道も狭くなることがあります。
    この場合、矯正治療によって上顎の拡大することで、呼吸や気道スペースが確保されます。
    下顎は、上顎の拡大に伴って自然に成長することも多く、矯正による顎の大きさや位置の改善は、呼吸にも良い影響を与えることが報告されています。

第二章 MFTと矯正治療って何?

MFTは、筋肉の働きを改善するための治療法です。これを行うことで、矯正治療がより効果的になります。

  • MFTの役割:MFTは、筋肉のバランスを整え、歯並びを正しく導くサポートをします。筋肉が正常に働くことで、歯が正しい位置に並びやすくなり、矯正治療の効果が高まります。
  • 矯正治療との組み合わせ:矯正治療とMFTを併用することで、歯の動きがスムーズになり、理想的な歯並びが期待できます。これにより、将来的な歯並びの安定性も向上します。

第三章 どうやってMFTと矯正治療を行うのか?

それでは、具体的にどのように治療を進めるのでしょうか?

  • 丸顔の特徴と治療:日本人に多い丸顔の特徴として、咀嚼筋(食べ物を噛む筋肉)が強いことが挙げられます。
    丸顔で咀嚼筋が優位な場合、下顎を成長させる治療法やMFTが向いているとされています。
    具体的には、咬合斜面板、咬合挙上板などの装置が用いられるほか、ある程度はマウスピース矯正でも治療が可能です。
  • 面長の特徴と治療:一方、面長の特徴としては、咀嚼筋が弱く、低活動であることが多いです。
    このような場合、まずは上唇小帯や舌小帯など、筋活動を阻害している因子を取り除くことが重要です。
    その上で、硬いものを食べたりガムを噛んだりして、咀嚼筋を鍛えるMFTが効果的です。さらに、鼻が悪い場合も多いため、鼻呼吸の練習や必要に応じた耳鼻科治療が行われます。
    直接的な影響は少ないとされていますが、上顎の拡大によって副産物的に鼻呼吸が改善されたという報告もあります。
    臼歯部を圧下させる(かみ合わせを低くする)装置も効果的です。
    複数の歯に大きな処置が必要な場合は、マルチブラケットやインビザライン矯正などの本格的な矯正が適しています。

第四章:他に考慮すべきことは?

MFTと矯正治療以外にも、いくつかの重要なポイントがあります。

  • 鼻呼吸の促進:鼻呼吸ができるようにすることも重要です。
    これには耳鼻科治療や鼻の通りを改善するための対策が必要になることがあります。
    拡大によって鼻呼吸が改善することもありますが、専門的な治療が必要なケースも少なくありません。
  • 骨格の改善:骨格的な問題を早期に改善することで、将来的な抜歯や手術が不要になることがあります。
    子供時代に骨格的な不正を指摘し、小児矯正やMFTの結果、改善された場合、抜歯や手術並みの効果が得られることもあります。

まとめ

  • 筋肉の働きは、歯並びに大きな影響を与えます。
  • MFTと矯正治療を組み合わせることで、より効果的な治療が期待できます。
  • 鼻呼吸や骨格の問題も併せて考えることが、より良い結果を生む鍵です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
MFTや矯正について、個別にご相談がある場合は、かかりつけの歯科医院でご相談してください。
当院では、矯正相談での受診や、矯正相談会なども定期的に行っていますので、ご興味がある方はお気軽にお申し込みください。

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