八重歯はマウスピース矯正で治せる?適応条件・費用・期間をワイヤー矯正と比較
2026年2月14日

お子さまの歯並びを見て、あるいはご自身の歯並びを見て
- ・「この八重歯、マウスピースで治せる?」
- ・「ワイヤーじゃないと無理?」
- ・「抜歯は必要?」
と迷われる方は少なくありません。
マウスピース矯正の方が矯正治療中は見た目も綺麗で楽そうだけれど
- ・ワイヤー矯正の方が有利と聞いたことがある
- ・抜歯は嫌だけれど抜歯した方が良いと言われたことがある
といったことがあり、「ワイヤー矯正の方が良いのかな~?」「抜歯は要るのかな~?」と迷う、よくあることです。
こんにちは、岩国市の医療法人つぼい歯科クリニックおとなこども矯正歯科 院長の坪井文です。
この記事では、『八重歯はマウスピース矯正で治せるのか?』という疑問に、結論からわかりやすく解説します。

1)結論|ほとんどの八重歯はマウスピース矯正で治療可能です
中等度までの八重歯(犬歯の唇側転位)の多くは、非抜歯・ワイヤーなしのマウスピース矯正で治療可能です。
ただし、
- ・犬歯が遠心傾斜している場合は、短期間ワイヤー矯正を併用することがあります。
- ・重度の上顎前突を伴う場合は、便宜抜歯が必要となることがあります。
現在のマウスピース矯正は、歯の回転や位置移動を高精度でコントロールできます。
そのため、以前よりも対応できる症例の幅が広がっています。
詳しい治療方法については、当院の矯正ページもご覧ください。
2)八重歯とは?なぜ起こるのか
八重歯は、歯が並ぶスペースが不足し、犬歯が外側に飛び出した状態です。
医学的には「叢生(そうせい)」の一種です。
原因は、
- ・顎が小さく歯のサイズが大きいなど、顎と歯のサイズの不調和
- ・永久歯の萌出スペース不足
などが関係しています。
3)マウスピース矯正が向いている八重歯の条件
次のようなケースは、マウスピース単独で治療できる可能性が高いです。
- ・犬歯が外側にあるが、大きく倒れていない
- ・重度の骨格不正がない
- ・スペース不足が中等度まで
- ・奥歯の咬み合わせが安定している
Before

After

上の症例は、非抜歯+マウスピース矯正での治療例です。
- 主訴:
- 歯のガタガタを綺麗にしたい
- 治療期間:
- 9カ月
- 治療回数:
- 17回
- 治療費用:
- 88万円(税込)
- リスク・副作用:
-
- ・マウスピースを使用する時間が不足した場合は治療が長期化する可能性がある
- ・適切な口腔衛生管理ができないと虫歯のリスクがある
- ・歯茎部の歯肉のラインは左右対称にできないことがある
- 治療内容:
- マウスピース矯正(インビザライン)による歯列・咬合治療
4)マウスピース単独では難しいケース/マウスピース単独だが抜歯を伴うケース
犬歯が後方へ強く傾いている(遠心傾斜)場合は、歯根のコントロールが難しくなります。
このようなケースでは、
- 初期にワイヤー矯正で犬歯を整える
- その後マウスピースへ切り替える
という方法を取ることもあります。
最初から全顎ワイヤーで行うよりも、ワイヤー期間を短縮できるのがメリットです。
また、顎のサイズが小さく、患者様のご年齢が40代以降など「顎の犬歯部分の横幅を広げる」治療が難しい/時間がかかる場合は、抜歯して矯正することもあります。
通常、矯正治療のための便宜抜歯は4番目の歯(第一小臼歯)を行うことが一般的ですが、インビザラインの場合「犬歯のリセッションリスクが大きい場合は犬歯が抜歯対象となる」こともあります。
Before

After

上の症例は、抜歯+マウスピース矯正単独での治療例です。
- 主訴:
- 歯のガタガタを綺麗にしたい
- 治療期間:
- 9カ月
- 治療回数:
- 10回
- 治療費用:
- 88万円(税込)
- リスク・副作用:
-
- ・マウスピースを使用する時間が不足した場合は治療が長期化する可能性がある
- ・適切な口腔衛生管理ができないと虫歯のリスクがある
- ・歯茎部の歯肉のラインは左右対称にできないことがある
- ・補綴のやり替えが必要
- 治療内容:
- マウスピース矯正(インビザライン)による歯列・咬合治療
5)費用の考え方
費用は医院によって異なります。
当院では、
- ・マウスピース単独で完結するケース
- ・ワイヤーとマウスピース矯正を併用するケース
- ・ワイヤー矯正単独で完結するケース
いずれも症例に応じてご提案しています。
ワイヤー矯正+マウスピース矯正の併用は、
- ・無料で対応できる場合
- ・切り替え時に要する追加材料費のみ実費をお願いする場合(2~5万円程度)
があります。
まずは無料矯正相談で、適応かどうかをご確認ください。
6)よくある質問(FAQ)
Q1. 八重歯はマウスピース矯正だけで本当に治せますか?
A1)中等度までの八重歯であれば、多くはマウスピース単独で治療可能です。ただし犬歯が強く傾いている場合は、短期間ワイヤーを併用することもあります。
Q2. 八重歯は抜歯しないと治りませんか?
A2)必ずしも抜歯が必要とは限りません。歯列の拡大やIPRで対応できるケースも多くあります。スペース不足の程度によって判断します。
Q3. マウスピースとワイヤー、どちらが早く治りますか?
A3)症例によります。軽度〜中等度の八重歯であれば、治療期間は大きく変わらないことが多いです。重度症例ではワイヤーが有利な場合があります。

Q4. 中学生でもマウスピース矯正はできますか?
A4)永久歯が生えそろっていれば可能です。成長段階を考慮しながら治療計画を立てます。

Q5. 治療期間はどのくらいかかりますか?
A5)
- 軽度:10か月程度
- 中等度:約1.5〜2年
個人差があります。
Q6. 費用はどのくらいかかりますか?
A6)ほとんどはインビザラインコンプリヘンシブパッケージ(税込み88万円)で対応可能です。
治療方法や難易度によって異なります。正確な費用は診断後にお伝えします。
まずは診断が重要です
八重歯がマウスピースで治せるかどうかは、実際の検査と診断が必要です。
当院では無料矯正相談を行っています。
👉 無料矯正相談はこちら
https://tsuboikyousei.com/soudankai/
詳しい治療内容については、当院矯正ページをご覧ください。
7)まとめ
- ・ほとんどの八重歯はマウスピース矯正で治療可能
- ・犬歯の遠心傾斜がある場合は短期ワイヤー併用
- ・非抜歯で治療できるケースも多い
- ・費用と期間は症例ごとに異なる
- ・まずは専門的な診断が大切
八重歯の治療は「ワイヤーしかない」時代ではありません。
まずは一度、無料矯正相談会で個別にご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました






