お子さんを泣かせず上手に歯科医院に通わせるコツとは?
2016年9月23日
こんにちは!岩国市のつぼい歯科クリニック 院長の坪井文です。
今日は、お子さんを上手に歯科医院に連れてきて、治療を受けてもらうために、保護者の方に気を付けていただきたいことについてお話ししたいと思います。
お子さまが上手に歯科クリニックに通えるようになるためには、お子さまと歯科医師・歯科スタッフの信頼関係がとても重要です。
お子さまと歯科スタッフの信頼関係ができると…
「20秒だけ頑張ろうね。必ず20数えたら終わるからね」
という歯科スタッフからの声かけをお子さまが信じることができるようになります。
この声掛けができるようになると、お子さまがユニットの上でがんばってお口をあけられるようになります。
お子さまとクリニックの信頼関係が築けないと…
- ユニットに座ってから泣き続けて口をあけてくれない
- 待合室から診療室に行くまでに泣き続けて、診療室に行ってくれない
- 自宅からクリニックまでぐずって来られない
- 治療ができないということに繋がります。
お子さまと歯科スタッフの信頼関係を作るうえで一番大切なポイント
保護者の方が嘘をつかないこと。
保護者の方が優しい気持ちでかけた声かけが、お子さまから見ると「嘘」になってしまうことがあります。
お子さまと歯科医師・歯科スタッフの信頼関係をつくる妨げとなってしまうことがありますので、下記のような声かけにご注意ください。
お子さまに対して、注意していただきたい保護者の方の声掛け
歯科医師と打ち合わせなしに「今日は注射は無いよ」と約束してしまう。
注射が必要な処置であった場合、お子さまから見ると「嘘をつかれた」ことになってしまいます。
「痛くないよ」「見るだけだよ」「何もしないよ」と声をかけてしまう。
少しでも痛いと感じたり、見る以外のことをするとき、お子さまから見ると「嘘」になります。
お子さまが自分から歯科医院に行きたがる環境づくり
どんなに泣いてしまうことになっても、治療を受けたらお子さまをほめてあげてください
どんなに泣いてしまったとしても、お子さま本人なりに治療に向き合い頑張ったのですから、ご自宅でもしっかりほめてあげてください。
また、治療まではできなくても、
「ユニットの椅子に座れた」
「治療台で寝ころがれた」
「お口を開けて見せることができた」など、出来たことをほめてあげてください。
保護者の方からほめられることで、お子さまは治療を頑張れた、できたという達成感と自信を持つことができます。
頑張ったらほめられるという体験を繰り返すことで、よりスムーズに治療を受けることができるようになります。
ご協力をお願い申し上げます。
つぼい歯科クリニック
〒740-0034 山口県岩国市南岩国町2丁目78-36
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