マルチブラケット矯正装置の装着後に注意した方が良い 5つのこと
2016年9月26日
こんにちは!岩国市のつぼい歯科クリニック 院長の坪井文です。
今日はマルチブラケット矯正装置を入れた後の方に注意していただきたいことをまとめました。
画像http://www.sato.or.jp/about/index4.html
初めてワイヤーを入れた後や、ワイヤー交換を行った後は一過性に不快感が出ます。
・個人差はありますが、1週間程度で落ち着いてきます。
・不快感が強いときは硬めの食品は避けてください。
・痛みが気になるときは、痛み止めを飲んでいただいてかまいません。
歯みがきは丁寧に行ってください。
歯みがきが足りない状態が続くと、装置の周りの歯が虫歯になってしまうことがあります。
矯正装置の周囲が虫歯になると、装置が外れやすくなります。
その結果、治療期間が延長したり、矯正終了後に虫歯治療が必要となる原因になります。
<おすすめの歯みがき方法>
・歯みがきした後に、フッ素のうがい薬を併用する
画像https://www.triple-farm.com/
・ときどき歯垢を赤く染めて、チェックしながら歯みがきをする
画像http://vtec8764.blog.fc2.com/
歯並びが治ってくると、ワイヤーの端が余って頬にあたりやすくなります。
ワイヤーがチクチクとして気になる場合は、飲み込んでも大丈夫なクッション材をお渡しします。
飲食をされるときはクッション材を外してください。
矯正装置が外れてしまったときはご連絡ください。
以下の食べ物は避けてください。
・ひっつきやすく粘り気のある食品
おもち、ガム、キャラメル、ヌガー、ハイチューなど
装置に入り込んで取れなくなったり、装置を壊す原因となります。
・前歯で咬み切らないといけない大きめの食品
<前歯の装置が壊れる原因になりやすい>
トウモロコシ丸茹で、リンゴ丸かじり、骨付きフライドチキンなど
<前歯に痛みが出る原因>
食パンにかぶりつく、おせんべいを前歯で割る
ひっつきやすく粘り気のある食品以外は、ほとんどの食品を食べることができます。
大きいサイズの食品を食べる時、前歯でかみ切る動作をします。
その結果、前歯が前後に揺さぶられやすく、痛みの原因になります。
<大きな食べ物はこうやって食べればOK!>
トウモロコシはバラバラにはずす
リンゴは一口サイズにカットする
パンは一口サイズに手でちぎる
おせんべいは手で割ってから食べる
・矯正用のゴムに色移りしやすい食品(特にセラミックブラケットをつけている方)
ワイヤーを装置に固定しているゴムに着色し、ゴムが目立つようになってしまいます。
色移りが気になる方は、来院前日などにお召し上がりください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ポイントさえおさえたら、あまり制限なくお食事を楽しめます。
その他、わからないことがありましたら、受診時スタッフにお尋ねください。
岩国のやさしい歯医者さん つぼい歯科クリニック
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